The Ffestiniog & Welsh Highland Railways は、世界的に有名なGreat Little Trains of Wales(ウェールズの偉大なる小さな鉄道)です。狭軌の蒸気鉄道で、石板やその他貨物をウェールズの険しく厳しい地形の中を運ぶためにビクトリア時代に作られました。

現在、この小さな鉄道はボランティアたちの熱心な活動により、保護され存続しています。今では貨物を輸送することはなく、その代わりに、歴史ある鉄道や車窓からの景色に驚嘆する旅行者たちを乗せています。

鉄道について:

The Ffestiniog Railway は、1832に議会条例にて設立された世界で最も古い独立した鉄道会社です。この鉄道は、Blaenau Ffestiniog 付近の山にある石切り場から石板を運ぶために作られました。石板産業は長く繁栄し、石板が世界中の港に輸出されるにつれ Porthmadog 港は活動の中心となりました。

この鉄道は大変な成功をおさめ、急増する石切り場からの産出物を運ぶために様々な革新的工学技術を導入しました。世界中から技術士が Ffestiniog Railway に学ぶためにやって来ました。その結果、Ffestiniog Railway は多くの国の鉄道設計や建設に多大な影響を及ぼしています。しかしながら、石板産業と乗客数は少しずつ減少し、1946年には、ついに運行中止となりました。幸いなことに、創始鉄道に対する熱狂者たちにより鉄道は存続すべきであると判断され、1954年に運行が再開されました。その後50年以上の間、Ffestiniog Railwayは鉄道保護の先導者であり続け、今ではウェールズの人気観光名所の一つとなりました。

The Welsh Highland Railway (Caernarfon)は、Ffestiniog Railway社の最後のベンチャー事業であり、1930年以来閉鎖されていた古い線を再開し、PorthmadogCaernarfonの町をつなぎました。Welsh Highland Railwayの歴史を全て語るのは大変なことです。この鉄道は、Ffestiniog Railwayの例に倣って北ウェールズの更に辺鄙な地域へ、低コストの石板や貨物・旅客を運ぶために行われた数多くの挑戦の集大成です。しかし残念ながら、鉄道を維持するのに充分な往来を得ることは決してありませんでした。

時代が変わり鉄道が復活すると、現代の旅行者たちは昔のままの絶え間なく変わるSnowdoniaの景色を見ることが出来るようになりました。また、この鉄道の復活により、全ての国立公園へアクセスが可能となり、交通渋滞の減少に貢献しました。現在、全25マイルの路線のうち、既に12マイルが運行再開され、残りの部分も2009年には再開される予定です。このプロジェクトは鉄道業界だけでなく、世界中で興奮を巻き起こしています。なぜなら、この鉄道はオリエンタルエキスプレスやインド・ヒマラヤ鉄道のように、あちこちの人を北ウェールズに惹きつける呼び物となる可能性があるからです。プロジェクトが完了しFfestiniog Railwayと接続されるようになると、旅行者たちは約40マイルに及ぶ狭軌蒸気鉄道を満喫できるようになります。

これら二つの鉄道は、美しいSnowdonia国立公園を走り抜け、小川や滝を通過し、鉄道が海面から山へ登ると、今度は丘を走りぬけます。途中の駅や停車場は、フットパスを歩く人や周囲の雄大な景色の中を通る小道を散歩する人たちにとても人気があります。

Ffestiniog Railwayは、Porthmadogの港町とBlaenau Ffestiniogの石板採掘町をつなぎます。鉄道は人が近づけないような場所を走り抜け、旅行者たちは現代生活の雑踏に邪魔されることのないSnowdoniaの自然の偉大な美しさを満喫できます。有名な観光地であるPortmeirion VillageLlechwedd Slate Cavernsはすぐ間近にあります。

The Welsh Highland Railway (Caernarfon)は現在、城壁を巡らした歴史的な町Caernarfonから出発します。メイン駅は、チャールズ皇太子が1969年にPrince of Walesとして就任したことで有名なお城の傍にあります。Caernarfonを出発した鉄道は、岩だらけの景色の中をSnowdoniaの山々を目指して進み、スノードン山の斜面にあるRhyd Dduの小さな町まで走ります。

切符:

切符は通常、到着時に購入できますが、電話での事前購入も可能です。一等車両での旅行(PorthmadogからCaernarfonまでの間のみとなります)は予約が必要です。クレジット又はデビットカード、ポンド又はユーロにてお支払い頂けます。お店でのお買い物の際もユーロをご利用頂けますが、お釣りはボンドになります。

‘Day-rover’は、鉄道が乗り放題になる乗車券です。‘Three-in-One’では、Ffestiniog RailwayWelsh Highland(Caernarfon) RailwayWelsh Highland (Porthmadog) Railwayにご乗車頂けます。

詳細な情報は、Welcome Aboardパンフレットにありますのでダウンロードをしてお持ち下さい。

行き方:

両鉄道ともに公共交通機関からの便が良く、その地区を運行するローバー切符も様々あります。これらの切符のうちいくつかは、 Ffestiniog 及びWelsh Highland Railwaysを含み、その他、例えばブリット・レイル・パスのような 割引もあります。詳しくは、www.traveline.org.ukをご覧下さい。

北ウェールズに向かわれる方は、リヴァプール・ジョンレノン空港とマンチェスター空港が最寄りの空港になります。中部ウェールズに向かわれる方は、バーミンガム国際空港が最寄りの空港です。

アイルランドからご来訪の方々はStena LineIrish Ferries社が運営する、「DublinまたはDun Laoghaire」から「Holyhead on Anglesey」港間のフェリー・サービスをご利用いただけます。「Holyhead on Anglesey」港からは、北ウェールズまで電車をご利用いただけます。

ロンドン・ユーストンから北ウェールズ海岸へ直行列車もあります。

Ffestiniog Railwayの両終着駅では国鉄と接続しています。Porthmadog では、Shrewsburyを出発するCambrian Coast lineと接続し、Blaenau Ffestiniogでは、North Wales Coast lineLlandudno Junctionで接続するConwy Valley lineと接続しています。

北ウェールズは、その自然の美しさが特徴です。海岸から山へと続く景色は驚くほどに美しいです。大きな都市はありませんが、親しみやすい町や村が沢山あります。ウェールズ語はこの区域では未だに日常的に使われており、文化にも強く影響しています。城や産業考古学、古代神話など、この土地にまつわる歴史や伝説が多くあります。北ウェールズや宿泊・旅程に関する詳しい情報は、www.gonorthwales.co.uk又は、www.visitwales.co.ukをご参照下さい。

これらの情報が、皆さんが北ウェールズとFfestiniogWelsh Highland Railwaysへの旅行を計画する際の参考になれば幸いです。

 



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